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◆レーコードー [80年代の流行モン]

ここ最近、喰いもんネタが続いたので、今回は趣向を変え、昔のオーディオ事情について思い出してみたいと思う。



現代では音楽はダウンロードするものである。ダウンロードすれば、自宅でも聞けるし、スマフォなどで持ち歩くこともできる。

 

しかし、当時音楽と言えば、媒体を買うか、レンタルして聞くものだった。聞きたければ、聞くための媒体を買う、レンタルする。持ち歩いたければ、買ったり、レンタルした媒体から持ち運ぶための媒体に録音しなければならなかった。

 

様々な媒体があった。

1.レコード(盤)

音楽を聞くための媒体の主役はレコード(盤)であった。薄い円盤が回転する。円盤の上に針を載せると回転により音がなる。盤面に溝が掘られており、溝の形状で音を変え、歌声や楽器音を出すしくみ。アナログだが、繊細な音色を表現できるのはなぜなのか。今でも不思議に思う。A面/B面があり、メジャーな曲をA面に、おまけ的な曲をB面におさめて売り出すのが一般的だった。故にコアなファンはB面の名曲に敢えて注目。他のファンとの優位性を出したがったものである。当時でも新作を買うと、2~3千円程度した。中高生にとってはなかなかの高額。そこでレンタルレコード店が登場。2~3百円でレンタルできるため、大流行。敦賀にも「黎紅堂(れいこうどう)」という店があったのを覚えているだろうか。

 

2.カセットテープ

持ち運ぶための媒体の主役はカセットテープであった。タバコケースより少しばかり大きいサイズの長方形の中央にある2つのリールに5mmほどの磁気テープが巻きつけてあり、テープを読み取ることで音がなる。録音もできるし、録音した音楽を再生することもできる優れもの。カセットデッキという機械で操作するのだが、赤いボタンに注目。録音時は黒い再生ボタンと赤い録音ボタンを同時に押さなければならない。ボタンは意外と重く、同時に押しにくし。今みたいに簡単に削除して作り直しとはならないので、録音時は緊張した記憶がある。現代も録画ボタンは赤色だが「録る」ことを赤色で表現するのは昔からの名残りではないだろうか。

 

3.MD(MiniDisk)

こちらも持ち運ぶための媒体だが、カセットテープよりも断然と小さく薄い。一時期は大流行し、これが世の音楽媒体のスタンダードになるかと思いきや、すぐに廃れた。私も流行に乗り、MDのステレオコンポやカーオーディオを買ったのだが、いずれもすぐにインテリアに成り下がってしまった。悔やまれる。。。

 

媒体メーカーには3巨人がいた。「TDK(ティーディーケー)」「maxell(マクセル)」「Sony(ソニー)」それぞれ若干の音色のクセがあり、俺はTDK派だ、いや、通はSonyだろう、maxellが渋いとか。「カセットメーカーどれが優れている論争」は至る所の音楽通の中で勃発した。かく言う私は「DENON(デンオン)」派だ。渋っ!

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